【ある日の体験学習】戸栗美術館との連携
渋谷区松濤にある陶磁器専門美術館「戸栗美術館」との連携による3回目の授業を行いました。
今回は公益財団法人戸栗美術館ジェネラルマネージャー・学芸員の黒沢愛先生と学芸員の上田理絵先生に授業を担当していただきました。
前半はABI-STAのために作成いただいた「古伊万里トランプ」からプレゼントしたい相手にぴったりな作品を1つ選び、見どころや選んだ理由を書きました。一番ぴったりな作品を選ぶために何度も作品を見比べる子どもたちの表情は真剣そのものでした。
後半は「とっておき」の展覧会を作ろうと子どもたちが展覧会を企画しました。展覧会のテーマに沿った作品を3つ選び、見どころや注目してほしい点をキャプションにまとめました。清書したキャプションと作品の展示順は全員が何度も順番を入れ替えてどう見えるかを考えていました。
最後に選んだ作品を飾る展示室の設えも作品が映えるように異なる色を組み合わせたり、和の雰囲気がでるように質感の異なる紙を選んだりしました。
集中して仕上げた展示室の出来栄えに「赤がとっても豪華でいいね」「壁が黄土色で屏風みたいだ」と子ども同士で鑑賞しあい、あっという間に授業が終わりました。